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我慢せず気持ちを伝える方法!人生の問題は全て人間関係が原因です!
2018.10.10

 

皆さんは、誰かにお願いがある時や、傷つけられた時に、いつも言いたいことが言えていますか?

 

思ったことをすぐに言える人もいれば、上手に伝えることができなくて、我慢してしまう人もいるかもしれませんね。

 

あるいは言いたいことを言うことで、衝突や摩擦が起きることを恐れちゃう人もいるかもしれません。ちなみに私の場合は、衝突や摩擦を避けて、人と距離を置いてしまうタイプです…。

 

どんなタイプの人でも、難しいことであればあるほど、上手に伝えるのが難しいと思います。更にイライラしている時、 傷付いている時、悲しい時など、ネガティブな感情があると、もっと難しくなります。

 

きっと皆さんも、相手を怒らせるような言い方をしてしまったり、逆に相手から更に傷つけられたり、言いたいことが言いきれず、相手に真意が伝わらないなど、様々な失敗を経験したことがあるのではないでしょうか?

 

人は誰でも、一人では生きていけませんよね?充実した豊かな人生を過ごすには、健全な人間関係を作ることが欠かせないと思います。

 

そんなに重要な事にもかかわらず、私たちは健全な人間関係を作る方法を、ちゃんと体系立てて教わったことがありません。

 

でも、今からでもちゃんと学んで実践すれば、何の問題もありません!

 

良い人間関係を作るための、コミュニケーションのキーワードは、脆弱になることです。「”脆弱”ってどういうこと!?」って思いますよね?私なんて脆弱の読み方すら知りませんでしたから^^;(“ぜいじゃく”です)

 

脆弱なんて、普通は悪い意味でしか使わない言葉ですが、人間関係においては、とっても大切な事なんです。

 

大げさかもしれませんが、日本人が脆弱なコミュニケーションができるようになったら、もっと良い社会になる!そう信じて、皆さんにも上手に自分の気持ちを伝える方法をお伝えしていきます!

人生に起きる問題は全て人間関係から

人生には様々な問題が起きます。

 

子供の頃は、両親との親子の関係や、学校の友人との関係で悩みます。更に成長していくと、恋愛や職場での人間関係で悩むことになります。結婚すれば、夫婦間や子供との関係で悩むことになります。

 

このように人間の一生は、年齢を重ねれば、重ねるほど、人間関係の問題が増えていくのです。

 

しかし、人生の問題は、人間関係だけではありません。

 

例えば私にとっての、最近の切実な悩みは、仕事のことです。

 

家族を養うためには、それなりの収入が必要です。だから、いつも売り上げの浮き沈みにプレッシャーを感じながら、仕事を頑張ります。

 

そのため、収入が少ないときは、将来に不安を感じて悩みます。お金の使い方で妻とケンカになってしまうこともあります。

 

でも、実はこれは見方を変えると、仕事や収入の問題ではなく、人間関係の問題なのです。

 

夫婦間でお金の使い方の意識合わせができていれば、ケンカにならずに済むでしょう。そして、究極的には、お金が必要なのは、取引相手となる他人がいるからとも考えられます。他人がいなければ、お金の問題も無くなるのです。

 

このようにして、自分の人生に起きる問題を振り返ってみると、実は健康に関すること以外は、全て元をたどると、人間関係の問題だということが分かります。

 

逆に良い人間関係を作る方法が分かれば、人生の全ての問題が解決してしまうのです。

 

これって凄いことだと思いませんか?良い人間関係を作る方法だけ身に付ければ、それだけで人生がかなり良いものになるんです。

 

そこで、次からは実際に良い人間関係を作るための方法を紹介します。

 

良い関係に必要な3つの要素

良い関係と一言で言っても、それっていったいどのようなものなのでしょうか?

 

人生でとても大切なことなのに、私たちはそれをちゃんと教わったことがありません。そのため、みんな自分の経験や、やり方で人と関係を作ろうとします。

 

例えば社会人になると、職場の人間関係を円滑にするために、懇親会が企画されることがあります。でも、若者の中には、そのような会を欠席する人も、最近は多いようです。そのような会を企画すれば、自然に関係が良くなると考えてるのかもしれません。でも、中にはそれを有難迷惑と、感じる人もいます。

 

このことから「最近の若者は職場の人間関係を大事にしない!」なんて考える年配サラリーマンもいるようですが、実際には”良い関係の作り方”の意識がズレているだけです。

 

関係の作り方が違えば、摩擦が生まれるのは当然ですよね?

 

だから、私たちは良い関係とはどのようなものなのか?そこから理解する必要があります。

 

まず、良い関係には、次の3つの要素が存在します。

 

  • 何でも話せる安心感がある
  • 決めつけられずに受け入れられる確信
  • 理解・共感してもらえる実感

 

この3つを感じられる相手に対して、私たちは”良い関係”と感じることができます。でも、気付いたでしょうか?これら3つは全て、相手がそうしてくれなければ成立しないんです。受け入れたり、共感するのは相手なので、自分だけではどうすることもできません。

 

つまり、まずは自分が誰に対しても、この3つができる人間になることが大切だということです。

 

そこで、この3つを順番に説明しますね。

 

何でも話せる安心感がある

良い関係には、何を話しても大丈夫という安心感があります。

 

恥ずかしいことや怒られそうに感じることでも、話しやすいと感じられます。

 

悩みの相談をすれば、的確なアドバイスを貰えるという信頼感もある関係です。

 

決めつけられずに受け入れられる確信

良い関係には、悩みや失敗を話した時に「だからあなたはダメなんだ!」と決めつけられることがありません。

 

また、話を最後まで聞かずに、アドバイスや戒めを受けることがありません。

 

何を話しても、ありのままの自分を受け入れて貰えるという確信があります。

 

理解・共感してもらえる実感

良い関係には、自分の良い所も悪い所も理解してもらえている実感があります。

 

悩みがある時や落ち込んでいる時には、自分の傷ついた気持ちに共感してもらっているのを感じます。

 

自分の気持ちを分かってもらえるという実感がある関係です。

 

これが良い関係の3つの要素です。そして。この3つの要素を作り上げることが、良い関係を作るということなんですね。

 

でも、関係は自分と相手の2人で作り上げていくものです。

 

残念ながら相手を完全にコントロールすることはできないので、良い関係を作るのは、簡単ではありません。

 

でも、大丈夫です!まずは自分が変われば、ほとんどの人と、良い関係を作ることができるからです。

 

次は良い関係を作るために大切なコミュニケーションの方法を紹介します。

 

バーナブルコミュニケーションとは?

誰かと良い人間関係を築くためには、良いコミュニケーションを積み重ねていくことが重要です。

 

ただのコミュニケーションでは、自然に良い関係を築くことはできません。

 

では、どのようなコミュニケーションが必要なのでしょうか?

 

それはバーナブル(vulnerable)なコミュニケーションです。vulnerableとは”脆弱”という意味の言葉です。

 

普通、日本語で脆弱なんて言うと、”セキュリティの脆弱性”のような悪い意味で使いますよね?

 

コミュニケーションにおける脆弱さは、”心をさらけ出す”、”正直になる”、”包み隠さない”という意味になります。

 

では、このバーナブルコミュニケーションでは、どこまで”心をさらけだし” 、”正直”で包み隠さず”話せば良いのでしょうか?

 

それは文字通り、むき出しの状態、つまり全てです。悩みを相談しているのであれば、自分の悩みやその理由、今どのような気持ちなのか?その感情まで話します。もし、誰かとの和解のためであれば、何が嫌で傷付いたのか?その理由や今の感情まで全て話します。

 

完全にむき出しの状態、隠されているものが何も無い状態まで話すことが重要なんです。

 

こう言われても、完全に包み隠さず話すのは、難しいと思うかもしれませんね。和解のためであれば、正直な気持ちをぶつけてしまうと、相手がかえって傷付くと思われるかもしれません。

 

多少のことは我慢して、不平不満や文句を言わずに付き合うことは、良いことだと思う人の方がおおいかもしれません。

 

あるいは、誰かとの関係が傷ついた時に、謙虚になって素直に謝罪すれば、それで十分と考える人も多いかもしれません。

 

しかし、実はそれでは不十分なのです

 

私たちが健全で信頼できる人間関係を築くためには、このような全てをさらけ出すコミュニケーションが重要なのです。

 

そして、何でもさらけ出して話せる関係は、安心できる関係です。私たちはこのような関係を目指すべきなのです。

 

でも、全てをさらけ出すといっても、やみくもに何でも話せば良いというものではありません。

 

話を聞く側だって、言われて気持ち良くないことや、傷ついてしまうことだって当然あります。

 

だから、バーナブルコミュニケーションには、お互いが傷つかずにスッキリした気持ちになるための、正しいやり方があります。

 

次はその方法を説明します。

 

バーナブルに話す方法

バーナブルトークといっても、やることは難しいことではありません。

 

意識する必要がある。基本的なポイントは次の5つです。

 

  1. 安心して話せる環境を整える。
  2. 話す側は、脆弱に話す。遠慮や、表面的な会話にしない。
  3. 聞く側はよく話を聞き、共感する。
  4. 勇気を持って話してくれた相手を称える、感謝する。
  5. 聖書的に関係を修復する

 

大切なことは、バーナブルトークは相手を変えようとしたリ、自分の要求を通そうとするものではないということです。

 

相手に自分のことを理解してもらうことが目的なので、感情的にならず、自分のことを説明するつもりで話します。そのため、話す時には1人称で話すようにしましょう。

 

「あなたに○○と言われて、酷い人だと感じました」⇒×
「私は○○と言われると、その人を酷い人だと感じてしまいます」⇒〇

 

2人称で話してしまうと、相手を批判したり、変えようとしていると受け止められる可能性があるからです。

 

この基本を踏まえて、ポイントを守って話すと、良いのです。

 

それでは、順番に説明しますね。

 

安心して話せる環境を整える。

バーナブルトークをする時には、落ちついて、安心して話せる環境を整えましょう。

 

話の内容によっては、周りに人がいると話しにくいこともあるかもしれません。その場合はファミレスやカフェは止めた方が良いでしょう。

 

和解のための話し合いであれば、直接その相手と話すことになりますが、自分の悩みを話す場合は、信頼して、安心して話せる相手にしてください。

 

話す側は、脆弱に話す。遠慮や、表面的な会話にしない。

話す人は、必要があれば、まず相手に謝罪します。

 

そして、自分の気持ちを正直に話しましょう。同時にそう感じてしまう自分の弱さを説明します。

 

その上で、自分のリクエストを相手に伝えます。

 

話す時には、常に相手の気持ちを考えて、相手を尊重しながら話します。

 

聞く側はよく話を聞き、共感する。

話を聞く時には、相手の話を中断したりせず、最後まで聞いてください。

 

相手が話してくれたことに対して、裁いたり、アドバイスしたりせず、相手の気持ちに共感してください。

 

話している人が、共感してもらっていると感じるためには、相手に感情レベルまで、ちゃんと理解されていると感じることが必要です。

 

そのためには相手が話したことの要点をまとめて、言い直すと良いです。

 

勇気を持って話してくれた相手を称える、感謝する。

バーナブルに話すことは、大きな決心と勇気が必要です。

 

そのため、話を聞く側は、話を聞き終わったら、勇気を持って話してくれたことを称えたり、感謝してください。

 

これは相手に安心感や受け入れられている気持ちを持ってもらうために大切です。

 

聖書的に関係を修復する

バーナブルトークをする時は、大きく分けると、悩みを相談する時と、傷付いて苦々しい気持ちがある相手との和解の2つがあります。

 

もし和解が必要な時には、お互いの気持ちを話し合ったら、和解して、関係を修復します。

 

聖書に書いてある和解の基準はこうです。

 

そのとき、ペトロがイエスのところに来て言った。「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。七回までですか。」イエスは言われた。「あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。

マタイによる福音書18章21節~22節

 

「兄弟があなたに対して罪を犯したなら、行って二人だけのところで忠告しなさい。言うことを聞き入れたら、兄弟を得たことになる。聞き入れなければ、ほかに一人か二人、一緒に連れて行きなさい。すべてのことが、二人または三人の証人の口によって確定されるようになるためである。それでも聞き入れなければ、教会に申し出なさい。教会の言うことも聞き入れないなら、その人を異邦人か徴税人と同様に見なしなさい。

マタイによる福音書18章15節~17節

 

これがバーナブルトークのポイントです。

 

でも、これだけではなかなか実践できないですよね?

 

そこで、次はバーナブルトークの例を紹介します。

 

バーナブルトークの例

バーナブルトークの基本が分かるように、短いやり取りにしてみました。

 

実際にはもっと長いものになると思いますが、基本は一緒です。

 

Aさん:昨日、私はあなたに頑張って仕事をしても無駄だと言われて、傷つきました。私はそれを言われて、自分が価値のない者のように感じてしまいました。

Bさん:私も昨日はイライラして、そのようなことを言ってしまいました。本当にごめんなさい。

Aさん:私は”無駄”と言われると、自分を否定されているように感じてしまうので、”やらない方が良い”という言い方にしてもらえると助かります。

Bさん:分かりました。傷ついてる気持ちの中で、勇気をもって話してくれてありがとう。これからは言い方に気を付けます。

 

どうですか?

 

例文だと、こんなものかという印象かもしれませんね。

 

でも、実際にやってみると、難しく感じるかもしれません。話してみると、遠慮してしまったり感情が出てきてしまったりするかもしれません。

 

そのため、話したいことを書いてみると、頭の中が整理されて話しやすくなります最初のうちは書いたことをそのまま朗読しても良いと思います。

 

是非、実践してみてくださいね。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

恐らく1回や2回じゃ、上手くいかないかもしれません。どうしても自分の感情が邪魔をして、遠慮したり相手を責めてしまったりしやすいからです。

 

最初のうちは、何かのお願い事のような、日常のことから始めると良いですよ!

 

一度、バーナブルコミュニケーションができるようになれば、色んな人との関係に自信が持てるようになります。

 

なぜなら、摩擦が起きても和解して、お互いの理解を深めあうことができる、という安心感があるからです。

 

そして、我慢することも減るため、人間関係のストレスも少なくなります。

 

是非、皆さんも、バーナブルコミュニケーションを実践してみてくださいね!

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