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キリスト教の礼拝の意味!私たちの礼拝の内容を紹介します!
2018.06.10

キリスト教の礼拝と聞くと、皆さんはどんなイメージを持つでしょうか?

 

私たちの教会のあるメンバーは、クリスチャンになる前は『ネクラな人たちが集まっている場所』というイメージだったそうです。ひどいイメージですよね…(*_*;

 

私の場合は『近寄りがたい場所』、『自分などが参加する資格が無い時間』というイメージでした。

 

でも、実際に参加してみて感じた印象は、”希望“とか”力強さ“といったものでした。クリスチャンの人たちも、フレンドリーで、私のことをとても歓迎してくれました。

 

皆さんも、キリスト教の礼拝と聞いても、イメージが湧きにくいかもしれませんね。なかには昔の私たちのような、ちょっとネガティブなイメージをお持ちの人もいるかもしれません。

 

そこで、キリスト教の礼拝の意味や全体の流れを、私たちの教会の礼拝を例にして紹介します!

 

毎週日曜日に礼拝をする理由

 

そもそも、キリスト教ではなぜ毎週日曜日に礼拝をするのでしょうか?

 

キリスト教で最も重要な教えの一つが、『イエス・キリストが人間の罪のために十字架に磔にされ、その後、3日目に復活した』という事実です。

 

このキリストの復活を信じることが、キリスト教の信仰の中心なのです。

 

聖書の中でパウロは、キリストの復活の信仰の重要性を、次のように書いています。

 

そして、キリストが復活しなかったのなら、あなたがたの信仰はむなしく、あなたがたは今もなお罪の中にあることになります。そうだとすると、キリストを信じて眠りについた人々も滅んでしまったわけです。この世の生活でキリストに望みをかけているだけだとすれば、わたしたちはすべての人の中で最も惨めな者です。しかし、実際、キリストは死者の中から復活し、眠りについた人たちの初穂となられました。

コリントの信徒への手紙一15章17節~20節

 

パウロはキリストの復活が無かったとすれば、クリスチャンは最も惨めな人々だと言います。

 

クリスチャンにとって、キリストの復活を信じて、それに感謝することが、非常に重要なのです。そして、毎週の礼拝はこの信仰を新たにすることが一番の目的なのです。

 

礼拝を行うのが、日曜日である理由も、イエス・キリストが復活したのが、日曜日だったからなんです。

 

このようにして、クリスチャンはキリストが復活した毎週の日曜日に、キリストの復活の信仰と感謝を深めるための礼拝をするわけです。

 

では、実際の礼拝はどのような内容なのでしょうか?

 

次は私たちの教会の礼拝を例にして、全体の内容を紹介します。

 

礼拝の流れ

 

礼拝というと、厳かな儀式を行っているように、イメージするかもしれません。

 

でも、実は意外にシンプルなんですよ。

 

私たちの教会の礼拝の場合は、次のようなプログラムになっています。

 

  1. 挨拶とお祈り
  2. 聖餐式
  3. 献金
  4. 説教
  5. まとめとお祈り

 

この5つの他に、それぞれのプログラムの合間には、讃美歌を歌います。

 

それでは、プログラムの内容を一つずつ紹介していきます。

 

讃美歌

礼拝といえば、オルガンの伴奏にのせて讃美歌を歌う光景をイメージする人も多いかもしれませんね^^

 

でも、私たちの教会では、オルガンを使うことはほとんどありません。

 

普段の讃美歌は、楽器の伴奏なしのアカペラで歌うことが多く、特別なイベントの時に、ピアノ伴奏付きで、讃美歌を歌います。

 

東京の教会には、バンドがあるため、ピアノ以外にも、ギターやドラムなどの伴奏で、賑やかな曲を歌うことも多いです。

 

挨拶とお祈り

最初の讃美歌を歌い終わると、代表者が挨拶とその日の礼拝のプログラムの紹介をします。

 

それが終わると、礼拝を始めるために神様にお祈りをします。

 

お祈りは挨拶の担当者が代表して行います。お祈りを強制するようなことはないので、代表者の祈りに、静かに耳を傾けてくだされば大丈夫です。

 

聖餐式

礼拝が始まると、最初に礼拝で一番大切な聖餐式を行います。

 

聖餐式はイエス・キリストの十字架上の死と復活への信仰を深める、最も重要な時間です。

 

聖餐式を行うのは、イエス・キリストが私たちにこう指示なさっていることに由来します。

 

それから、イエスはパンを取り、感謝の祈りを唱えて、それを裂き、使徒たちに与えて言われた。「これは、あなたがたのために与えられるわたしの体である。わたしの記念としてこのように行いなさい。」食事を終えてから、杯も同じようにして言われた。「この杯は、あなたがたのために流される、わたしの血による新しい契約である。

ルカによる福音書22章19節~20節

 

ここはイエス・キリストが十字架にかかる直前の、主の晩餐と呼ばれる場面です。

 

ここでイエス・キリストはこれから起こる十字架上の死と復活をいつも思い出すために、パンぶどう酒を取るように指示しています。

 

これに従い私たちの教会では、まず代表者がキリストの十字架の犠牲と復活への感謝を表すシェアリングの時間を持ちます。

 

その後にパンとぶどうジュースが乗ったトレーが回ってくるので、それをいただきます。

 

聖餐式は基本的にクリスチャンのためのものなので、強制ではありません。もし、聖餐式を取りたくなければ、回ってきたトレーはそのまま横の人に回していただいて大丈夫です。

 

献金

聖餐式の後には、献金の時間があります。

 

献金は、教会運営のために使われるため、基本的にメンバーが行うものです。

 

これも強制ではないので、無理に献金していただく必要はありません。もし、献金をしたくなければ、回ってきたカゴはそのまま横の人に回していただいて大丈夫です。

 

説教

 

献金の後には、説教があります。

 

聖書から、神様との健全な関係を作ることや、イエス・キリストの模範に近づくためのメッセージを聞く時間です。

 

日々の生活や、人生に深く関係した内容が中心です。キリスト教の信仰があるかどうかに関わらず、どんな人にでも役立つものばかりなので、どなたでも是非、聞きに来てください。

 

礼拝のまとめとお祈り

最後に代表者が、礼拝内容のまとめや、学んだことを話します。

 

それが終わると、お祈りをして、讃美歌を歌って礼拝が終わります。

 

どうでしょう?以外にシンプルですよね^^

 

内容によっては、プログラムが微妙に変わることもありますが、基本的にこの流れです。礼拝の最初から最後までの時間は50分程度です。

 

よく分からないことは、無理してやる必要はないので、是非、気軽に参加してください!

 

最後に

この記事では、礼拝の内容を紹介しました。

 

礼拝はとても重要で価値がある時間です。でも、礼拝が終わった後の時間も、同じくらい価値がある時間です。

 

神様は人間同士が愛し合うことを期待しています。そのため、私たちは礼拝が終わった後に、一緒にランチを食べて、賑やかな交わりの時間を持ちます。

 

そのような関係の中心にイエス・キリストがいて、神様が私たちを一つにしてくれると信じています。

 

是非、皆さんも一度礼拝にお越しください。そして、そのような関係の中でイエス・キリストを求めてみてください。

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