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日本は本当に無宗教な国なの?信仰を持って生きた方が絶対に幸せな理由
2021.01.11


 
よく日本は無宗教の国だなんていいます。
 
でも、お正月には多くの人が初詣に出かけます。子供が健やかに育つことを願って七五三をやったり、受験の時には合格祈願をしたりもします。
 
このように日本の文化には、神道や仏教が深く浸透しているように思えますよね?
 
本当に日本人は無宗教なんでしょうか?
 
今回は日本人と宗教の関係を考えながら、信仰を持っていた方が幸せな理由をお伝えしようと思います。
 

日本人の宗教

文化庁の統計では、平成30年時点の国内の宗教法人の信者数は、神道が8,477万人、仏教が7,721万人、キリスト教は477万人なんだそうです。なぜか日本の人口を遥かに上回っているので、かなりの幽霊メンバーがいるようです(^^;
 
とは言え、この数字を見ると、何らかの信仰を持っている人は多いように思えます。
 
ところが「あなたは何らかの宗教を信じていますか?」という質問に対して、「何らかの信仰を持っている」と答える人の割合は、20%~30%程度なのだそうです。
 
でも、日本の歴史や文化は、神道や仏教とは切っても切れないですよね?日本人の価値観や考え方はこれらの宗教が強く影響していると思います。
 
正直言って、キリスト教を信じている私でも、神道や仏教の影響は強く受けているのだと思います。
 
宗教の影響をもの凄く受けているはずなのに、信仰を持っていると自覚している人が少ないなんて、ちょっと不思議です。
 
日本人と宗教の関係がよく分からなくなってしまったので、そもそも宗教の定義について調べてみることにしました。
 

宗教ってそもそも何なのか?


 
というわけで、日本語の『宗教』という言葉の意味を調べてみました。するとWikipediaにこんな記述がありました。
 

「一般に、人間の力や自然の力を超えた存在を中心とする観念であり、また、その観念体系にもとづく教義、儀礼、施設、組織などをそなえた社会集団のことである。」
Wikipediaの”宗教“より

 
前半の”人間の力や自然の力を超えた存在を中心とする観念であり”というのは、その通りだなと思います。
 
どんな宗教でも、神様や仏様、山や海などの存在を信仰しています。
 
しかし、後半の“その観念体系にもとづく教義、儀礼、施設、組織などをそなえた社会集団のこと”というのに違和感を覚えました。
 
例えば、クリスチャンの私が、何らかの理由でサウジアラビアに移住することになったとします。
 
サウジアラビアではキリスト教は禁止されているので、当然教会はありません。そうなると”教義、儀礼、施設、組織などをそなえた社会集団”からは、離れてしまうことになります。
 
でも、移住後もキリスト教の信仰を持ち続けたら、やっぱり私はキリスト教という宗教を信じている人間ではないかと思います。
 
そこで、今度は宗教を意味する英単語の“religion”を調べてみました。
 
すると、同じWikipediaの”宗教”の記事にこうありました。
 

英語 Religion はラテン語のreligioから派生したものである。religioは「ふたたび」という意味の接頭辞reと「結びつける」という意味のligareの組み合わせであり、「再び結びつける」という意味で、そこから、神と人を再び結びつけること、と理解されていた
Wikipediaの”宗教“より

 
個人的にこれは、ピッタリだなと思いました。“信仰の対象と結びつくこと”と解釈すれば、さっきのサウジアラビアに移住する例でも、私はキリスト教という宗教(religion)を信じている人間だと言えます。
 
日本人の70%~80%は”自分は信仰を持っていない”と言う人たちです。このような人たちは、結びつきやつながりを持っていないことを、無意識のうちに分かっているのかもしれませんね。
 
でも、実はそれはとっても大変な人生かもしれません…。
 

つながりの無い人生は心細くて困難

現代の日本社会は、人同士のつながりが希薄になってきています。
 
年間の孤独死の人数は2011年時点で26,821人と推計されていて、最新の数字では3万人を超えているそうです。
 
社会とのつながりを持たない、ひきこもり状態の人は、100万人を超えています。実に日本の人口の1%近くの人が社会とのつながりを持たずに生きているのです。
 
つながりを持たずに生きることは、とても難しいですよね?そのような人生は、喜びや恵みが乏しいものになると思います。
 
もちろん、このような人たちが、つながりを持てないことには様々な、やむを得ない理由があるのだと思います。
 
しかし、現代の日本人は、他人とのつながりを持つことが、苦手になってきているのかもしれません。
 
そして、この“つながりが希薄”なことと、“無宗教”であることは、無関係ではないように思えます。
 

信仰を持つことは、つながりを持つこと

宗教は人間の力を超えた、存在を信仰するものだと思います。
 
キリスト教の場合、それが神様であり、イエス・キリストです。
 
キリスト教を信仰することは、実は神様やイエス・キリストとつながりを持つことなんです。
 
それを表した聖書の一節があります。
 

また、イエスは言われた。「ある人に息子が二人いた。弟の方が父親に、『お父さん、わたしが頂くことになっている財産の分け前をください』と言った。それで、父親は財産を二人に分けてやった。何日もたたないうちに、下の息子は全部を金に換えて、遠い国に旅立ち、そこで放蕩の限りを尽くして、財産を無駄遣いしてしまった。何もかも使い果たしたとき、その地方にひどい飢饉が起こって、彼は食べるにも困り始めた。それで、その地方に住むある人のところに身を寄せたところ、その人は彼を畑にやって豚の世話をさせた。彼は豚の食べるいなご豆を食べてでも腹を満たしたかったが、食べ物をくれる人はだれもいなかった。そこで、彼は我に返って言った。『父のところでは、あんなに大勢の雇い人に、有り余るほどパンがあるのに、わたしはここで飢え死にしそうだ。ここをたち、父のところに行って言おう。「お父さん、わたしは天に対しても、またお父さんに対してしました。もう息子と呼ばれる資格はありません。雇い人の一人にしてください」と。』そして、彼はそこをたち、父親のもとに行った。ところが、まだ遠く離れていたのに、父親は息子を見つけて、憐れに思い、走り寄って首を抱き、接吻した。息子は言った。『お父さん、わたしは天に対しても、またお父さんに対しても罪を犯しました。もう息子と呼ばれる資格はありません。』しかし、父親は僕たちに言った。『急いでいちばん良い服を持って来て、この子に着せ、手に指輪をはめてやり、足に履物を履かせなさい。それから、肥えた子牛を連れて来て屠りなさい。食べて祝おう。この息子は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったからだ。』そして、祝宴を始めた。

<ルカによる福音書15章11節~24節>

 
これはイエス・キリストが語った『放蕩息子のたとえ』という、有名なたとえ話です。
 
弟(放蕩息子)は、父親から財産を分けてもらうと、自分一人で旅立ち、好き勝手な生活をしました。そして、財産を無駄使いして無一文になると、生活に困窮してしまいました。
 
弟はお金があれば、豊かで幸せな生活ができると考えたのかもしれません。
 
現代の日本は、2,000年前のイスラエルとは比べ物にならないほど豊かです。財産をすべて使い尽くすような人は、いないかもしれません。でも、この放蕩息子と同じように、誰とのつながりを持たなくても、幸せに生きていけると考えている人が多いかもしれません。
 
この放蕩息子は、最後は父親の家に帰りました。そして、父親は暖かく彼を受け入れました。
 
このたとえ話でイエス・キリストはこの父親を、神様のこととして語ったと言われています。
 
クリスチャンになることは、神様とつながりを持つことです。姿を見たことも、話したこともない存在と、つながりを持つことは、現代の日本人には難しいことなのかもしれません。
 
しかし、神様とのつながりは、どんな文化のどんな世代の人とのつながりにも勝る、究極の関係ではないかと思います。
 
私自身は社会人になったばかりの23歳の時に、洗礼(バプテスマ)を受けてクリスチャンになりました。
 
元々の私は、自分に自信が無く、人見知りで、友達を作るのが苦手でした。そんな私にとって、神様とつながりを持つなんてことは、人生の大革命でした。
 
しかし、そのおかげで生涯の友人ができました。
 
女性と話すのも緊張して苦手だったので、クリスチャンになってなかったら、今も独身だったかもしれません。
 
『宗教≒つながり』と解釈するのであれば、何の信仰も持たずに生きることはあり得ないと思います。
 
“自分はつながりが希薄な人生だな…”と思うのであれば、ぜひ、一度私たちの教会の礼拝やイベントにいらっしゃってください。
 
あなたとのつながれることを楽しみに待っています(^^)/

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