神を愛し、隣人を愛し、福音を伝える | 杜の都仙台キリストの教会

皆さんは”信仰“という言葉には、どのようなイメージをお持ちでしょうか？

神秘的な概念とか、よく分からないもの、自分には縁の無いものといった感じかもしれませんね。

もしかすると多くの人は、信仰という概念をよく理解できないかもしれません。

しかし、聖書は信仰がどのようなものか分かりやすく教えてくれます。そして、聖書が教える信仰は、実は誰でも持っている心であることも分かるんですよ！

そこで、聖書が教える信仰がどのようなものか、一緒に見ていきましょう！

聖書が教える信仰とは？

聖書には信仰がどのようなものなのかを、シンプルに分かりやすく説明してくれている箇所があります。

それが、この一節です。

この聖句では信仰とは、次の2つのことだと説明しています。

• “望んでいる事柄を確信し”⇒「願い求めていることが実現すると信じる心」
• “見えない事実を確認する”⇒「五感では感じることのできない存在を信じる心」

実はこの2つは人間なら誰でも持っている心なのです。

例えば、誰でも明日が来ることを、ごく当然のように信じていると思います。

この”明日は必ずやってくる”と信じる心は、”望んでいる事柄を確信し“ているのです。

また、今ではほとんどの人が持っている携帯電話は、電波を使って通信しています。電波は私たちの五感では、感じ取ることができませんが、その存在を疑っている人はいないでしょう。

更には親しい人同士の絆や信頼関係も、五感では感じることができないものです。しかし、そのような人たちを信じる心は、とても強いと思います。

電波や人の絆、信頼関係など、五感では感じられないものを信じる心こそが、”見えない事実を確認する“ことなのです。

こうして考えてみると、実は全ての人は、信仰を持っていることが分かります。

「明日なんて来なければ良い！」なんて考えを持っていたり、他人を信頼することができないなんて人は、人生に何か深刻な問題がある可能性が高いですよね。

「電波なんて存在しない！」と考えている人がいたとしたら、その人は携帯電話を使わないのでしょうか？

よくよく考えてみると、人間は信仰が無ければ、健全な人生を送ることができないのです！

信仰を持つことは希望をも持つこと！

多くの人たちは信仰という言葉には、「宗教を信仰すること」という風に解釈してしまいがちです。そのため、自分には関係無いものと考えやすいようです。

しかし、信仰という概念を正しく理解すると、人間が生きていくために必要不可欠なものであることが分かります。

つまり、”望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認すること“とは、希望を持つことなのです！

信仰を持つことは、希望を持つことです。これは健全な精神を維持するために、とても大切です。将来への希望を持ってない人を、健全に感じるのは難しいでしょう。

もちろん間違った信仰を持つことは、危険なことです。「全ての人間は、自分のことを憎んでいる！」なんて信仰は、希望とは全く逆ですし、そもそもそれは事実ではありません。

健全な信仰は、人生に活力をもたらし、尽きることのない喜びと平和をもたらしてくれます。

是非、皆さんも健全な信仰を求めてみてくださいね！

最後に

今回は信仰についてお伝えしました。健全な信仰は人生を豊かにしてくれるものです。

そして、事実とは違うことを信じることこそが、疑う心なのです。疑う心は人生に訪れたチャンスを失わせ、人間関係を破壊します。

偉そうにこんなことを書いている私自身も、疑わずに信じることは至難の業です。だから、今も毎日、信仰を増してくださるように神様に願い求めています。

健全で豊かな人生を送るためには、信仰を成長させる必要があります。

もし、皆さんの中で、「信仰を成長させたい！」という人がいれば、是非、聖書を学んでみてくださいね！